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今が旬の春野菜で美味しく美肌ケア!

冬は寒さから身を守るために代謝機能が低下して、本能的に脂肪を溜め込むようになります。冬に太りやすいのは、この本能の働きの為です。
反対に、暖かくなるこれからの季節は、代謝機能が活発になり、冬に溜め込んだものを一気に排出するようになるのです。

1年を通して人の身体の機能は、季節の変化に合わせて変化するので、その季節にあったケアをしてあげると自然と体調もお肌も調子が良くなります。
「春はデトックスの季節」冬に溜め込んだ毒素をスッキリ排出してイキイキとしたカラダと肌を手に入れましょう。

目次

春野菜の素晴らしい効能

春に旬を迎える春キャベツや新タマネギなどの野菜や、ふきのとうに菜の花、わらび、たけのこなどの山菜。独特の苦味や香りが特徴ですね。日本では古くから、春野菜特有の苦味や香りは心身に刺激を与え、身体機能を活発化させる働きがあるといわれてきました。
特に腎臓や肝臓の働きを高める成分や食物繊維が含まれているので、デトックスに繋がると言われています。

ふきのとう、うど、たらの芽

冬の間、土の中で育つ春野菜は、雑菌や害虫から身を守るため、苦味やアク、えぐみを出すといわれています。
この春野菜特有の「苦味」のもととなっている成分が植物性アルカロイドです。

植物性アルカロイドの効能

・活性酸素を除去してくれる抗酸化作用

・腎臓のろ過機能を向上させる

・老廃物を体の外に出してくれる解毒作用の働き

・新陳代謝を促進する働きがある

春キャベツ


葉の巻き方が緩く、柔らかで薄く、水分を多く含み、甘みがあるのが特徴な春キャベツ。食物繊維を含み、腸内の老廃物を吸着し体外に排出してくれるデトックス効果だけでなく、春キャベツには美容、健康効果が沢山あります。

がん予防効果

キャベツにはイソチオシアネートという成分が含まれています。このイソチオシアネートが細胞内に取り込まれると、解毒酵素や抗酸化酵素を活性化させる遺伝子のスイッチをオンにしてくれる作用があるため、発がん性物質が活性化するのを防止し、また発がん性物質を無害化する働きがあると研究結果が出ています。
(1990年にアメリカ国立がん研究所が発表)
アブラナ科の野菜やわさびにも多く含まれています。
美肌の基「ビタミンCが豊富」外葉を1枚食べるだけでレモン1個分のビタミンCが摂取できると言われるほど。
このビタミンCが体に有害な活性酸素から、細胞を守ってくれるので抗酸化力に優れています。
キャベツの抗酸化力は、ブロッコリーやアスパラガスにも並び、野菜の中でもトップクラス。
また、美肌効果、風邪や感染症を予防する効果もあります。
美肌の基「カロテンが豊富」美肌を作るための栄養素でもあるカロテン。特に春キャベツには冬キャベツよりカロテンが3倍も含まれているといわれており、アンチエイジング効果も期待できます。
免疫力を高める作用も認められています。
そして、風邪などの原因となるウィルスの侵入を防ぐ効果や、がん細胞の増殖を抑制してくれると言われています。

他に利尿、むくみ予防、血圧降下作用があるカリウムも豊富です。

たけのこ


寒い冬に土の中でエネルギーをたっぷりと溜めて、春に顔を出してくれるタケノコ。
強力な解毒力があると言われるタケノコ。また薬膳では、タケノコは「肝」の機能を強化し、“解毒力”を高めてくれる食材のひとつ。

食物繊維が豊富タケノコに含まれる栄養で注目すべきはデトックスに欠かせない食物繊維です。
食物繊維の量は野菜のなかでもトップクラスで、食物繊維が多いイメージの蓮根よりも多く含まれています。便秘でお困りの人や、コレステロール過多の人にはもってこいの食材です。
また、食物繊維は、腸の中の老廃物や発がん性物質、前出のコレステロールなどの有害物質を吸着し、排出してくれるので、健康な体作りには欠かせない成分です。
美肌に欠かせないビタミンが豊富タケノコには、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類が非常にバランスよく含まれています。
ビタミンB1は疲労物質「乳酸」を分解したり、ビタミンB2は皮膚や粘膜の強くしたり、ビタミンB6は皮膚や髪の健康を維持するために重要なビタミンです。
ビタミンCと「若返りビタミン」とも呼ばれるビタミンEは強い抗酸化作用がありますので、アンチエイジングや、冷えの改善にも期待ができます。

むくみ予防のカリウムが豊富カリウムは身体の水分バランスを整えナトリウムを排出するので高血圧の予防、むくみの解消に効果的です。

白いかたまりはチロシンタケノコを茹でてカットした時に、中に白いかたまりのようなものがついていますよね。この正体はチロシンという成分です。納豆の表面の白いのもチロシンです。
チロシンとはアミノ酸の一種で、疲労回復やストレスの緩和、脳を活性化してやる気や集中力を高めてくれるなどの効能があります。
また、代謝や自律神経をコントロールする甲状腺ホルモン、皮膚や毛髪の黒色色素であるメラニンの原料になります。

この他にも新玉ねぎ、菜の花、アスパラガス、グリーンピースやソラマメなど春が旬の野菜は沢山あります。

旬の食材にはメリットが沢山!

今が旬の野菜や山菜には体に良い効果をもたらすことをお伝えしましたが、現在ハウス栽培や品種改良の進歩、外国からの輸入などにより、季節に関係なく多くの食材が手に入るようになりました。しかし、食べ物にはそれぞれ旬が存在し、旬の食材はおいしくて安いだけでなく、私たちの体にとっても良いことがあります。

栄養価が高い

旬に取れた野菜はそうでない時期に取れたものにくらべて栄養素が豊富だと言われています。例えば冬場が旬のほうれん草は夏場に収穫されるものに比べて、3倍のビタミンCが含まれます。これは、紫外線を浴びる量によって作られる栄養素が異なるためです。
植物は紫外線を防ぐためにカロテンやポリフェノールなどの色素を蓄え、酸化を制御するためにビタミン類を作ります。冬場は長時間じっくりと紫外線をあびますが、夏は多くの水分を吸収するため育つのが早く短時間しか紫外線をあびません。そのため、植物内に作られる栄養素や味が変わってくるのです。

また、魚にも旬があります。一般的に産卵期の直前は、エサをたくさん食べているため栄養価が高いだけでなく、脂肪分が多く味が美味しくなります。産卵期は魚によって異なり、また漁獲量は気温や海水の環境で異なるため縦に長い日本列島では多少のずれが生じます。旬のサンマやイワシは、そうでない時期に比べてDHAやEPAが多く含まれています。

腸内環境を整える=免疫力UP

栄養価が高いだけでなく腸内環境も整えてくれる作用があります。私たちの腸内にすんでいる微生物は四季によって違いますので、春なら春の微生物にきちんと働いてもらうには春の旬を体に入れてあげるのが一番いいのです。
同じことが夏、秋、冬にもいえます。それぞれの旬を取り入れることで初めて、腸内の全ての善玉菌が働けるのです。

免疫細胞の70%は腸内に存在すると言われているので、腸内環境を整えることも体の健康、そして美肌にも繋がります。

自分の体と向き合うことの大切さ

なぜ私がこんなに食に拘るのかというと、食べ物には栄養以外に本来持っているパワーがあるからです。食事方法によっては免疫力を高めたり、自然治癒力を高める事が可能なのです。それを勉強して身をもって感じたのでお伝えしています。

そして、みなさんは普段、ご自身の体と向き合うことはありますか?当サロンにいらっしゃるお客様は、仕事や育児、家庭のことで意外とご自身のことは後回しにしてしまっている女性ばかりです。
体と向きあうとは健康診断に行けばいいという事ではないと思っています。数値よりも大切なのは食生活や生活習慣の見直しです。

こんな私でも食生活が乱れることがあり、それが何かしらの形で体に現れます。何も知らなかった頃の私なら、病院に行って薬をもらっていました。でも、それでは根本的な解決にはならないですね。是非、自分の体の声を聴いてあげて下さい。

今ある食生活や生活習慣は長年の積み重ねで慣れてしまっていることが多いので、どう改善したらいいのか、どれが原因なのか分からない方も多いと思います。そんな女性たちの改善するきっかけになれたらと思いで、当サロンでは食生活や生活習慣についてもしっかりカウンセリングを行いアドバイスも行っています。

一度、ご自身の体と向き合う時間を作ってみませんか?

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