MENU

ニキビを治す薬に頼る前に!根本的な原因と対策方法

ニキビは間違ったスキンケア、ストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れが原因と言われていますが、根本的な原因は食生活にあったりします。特に慢性的なしつこいニキビがなかなか治らず悩んでいる方には根本的な解決が必要です。

目次

根本的にニキビを改善するには食生活の見直しが必要

ニキビ薬はあくまで、出来てしまったニキビを治すもので、ニキビを出来ない様にするものではありません。つまり、ニキビ薬を使ってニキビを治したとしても根本的な解決にはなっていないのです。

そもそもニキビが出来る原因は「毛穴から排泄されるはずの異物や老廃物が毛穴に詰まる」ことです。肌は排泄器官の1つで、「排泄」とは、代謝の結果、体内に生じた不要な物(老廃物)を体の外に出すことです。

私たちの身体の一番外側にあって、紫外線やほこりや病原菌などから守ってくれている皮膚ですが、他に汗をかいて体温を調節したり、ビタミンDを生成したり、刺激を伝えたり、様々な機能を備えています。

そんな皮膚の機能の1つとして、体内の毒や過剰に摂取したものを排泄することが出来ます。

人間に備わった機能なら、みんなニキビができるのでは?と思うかもしれませんが、体の中で処理しきれないほど毒素の原因となるものを体の中に摂り入れると排泄器官の1つである皮膚にニキビや肌荒れとして現れてしまうのです。

そこで必要になってくるのが食生活の見直しです。

美肌と健康の基本はバランスの良い食生活

美肌だけでなく健康な体をつくるには食生活が重要になってきます。私たちの肌や体は毎日の食事から出来ています。とっても当たり前のことなのですが、忘れがちなこと。

みなさんは毎日の食事は何を基準に決めていますか?

  • なんとなく選んで食べている
  • 食べたいものを食べている
  • なるべく安く手軽なものを食べている

このような基準で決めている方は今一度、食生活の見直しを勧めます。食事はただ空腹を満たすだけのものではなく、栄養を十分に摂って健康な体を作るためです。私たちの体は毎日の食事からできています。

実はこれをお伝えしている私も上記のような基準で食事をしていました。でも、私だけでなく家族の体調不良をきっかけに、沢山勉強した結果、たどり着いたのが「食生活の見直し」でした。

食生活について調べれば調べるほど、私たちの体に及ぼす影響について知りました。何故、周りの人たちは誰も教えてくれなかったのかって思いましたが、みんな知らないだけってことに気が付きました。

繰り返すニキビを改善するための食生活

先ずは毎日の食生活について振り返ってみて下さい。ニキビや肌荒れがあるときは何かの栄養が足りないのではなく、何かを取り過ぎていると思って下さい。

下記のような食品を毎日のように食べていませんか?

  1. チーズや牛乳などの乳製品
  2. 揚げ物
  3. 脂質の多い肉類
  4. チョコレート
  5. 砂糖を多く含むお菓子
  6. 糖質(炭水化物)中心の食事
  7. パンやパスタ等の小麦製品
  8. 外食やコンビニの食事

決して、これらの食品が悪い訳ではなく毎日のように常用するのはニキビができやすくなってしまうのです。

揚げ物や脂質の多い肉類

皮脂が過剰に分泌してしまうのは何となくイメージできますか?皮脂分泌が過剰になると毛穴が詰まりやすくなり、肌のざらつきやごわつきだけでなく、ニキビができやすくなってしまいます。更に、胃腸にも負担をかけることになり結果、ニキビに繋がってしまいます。

肌は腸を映しだす鏡と言われ、肌と腸は密接な関係があります。

ご自宅で使う油は良質なものを是非、使って下さい。毎日使う物だからこそ大切です。

安心安全な油を選ぶなら、原材料がはっきりした、圧搾法(低温で自然抽出したもの)がお勧め。

薬剤で溶かしてとる抽出法のサラダ油などには、ノルマンヘキサンという化学薬品で油を抽出し、精製にも化学薬品が使われています。その薬剤自体が、発がん性があるものであったり、濁りをクリアにするために加熱とろ過を繰り返します。その間にトランス脂肪酸がつくられてしまうのが問題です。

オリーブオイルはブームなのか良質なものが近所のスーパーで買えますが、普段使いできる油はなかなか売っていません。

我が家は生活クラブの「なたね油」を使っています。


【生活クラブのなたね油についてはこちら】

料金は600gで635円(税込)、1,650gで1,104円です。(2019年2月現在)

高いと思いますか?本来、油は高価なものなのです。200~300円くらいでは安心安全な油は作れません。

そして、いくら良質な油でも何度も使い回さないで下さいね。揚げ物で一度使用したら捨てること。一度火を通せば酸化してしまうので、酸化した油程、体に悪い物はありません。

体とお財布のことも考え揚げ物は月に1回くらいです。

乳製品

一見、牛乳などの乳製品は、体に良さそうに感じますね。しかし、乳製品は脂肪で出来ているので、毛穴の詰まりを進めてしまいニキビの原因になってしまいます。

アイスクリーム、生クリーム、バターなどの乳製品は主に牛乳が原材料で、さらに砂糖もたっぷり入ったメニューに使われることが多いです。

また、牛乳の成分は「動物性脂質」となりますからホルモンの動きが活発化され皮脂の分泌を過剰にさせやすいそう。体内のプロゲステロンというホルモンが、テストステロンという男性ホルモンに変換されやすくなることも影響して、皮脂が活発になりやすいとも言われています。

チョコレート

特に顎周りにニキビができやすいお客様達の習慣に、チョコレートをよく食べること。

チョコレートは体に良いって情報もありますが、それはカカオ。カカオにはポリフェノールが豊富に含まれていて、さまざまな病気の元凶である活性酸素を抑える抗酸化作用にも優れています。

さらに、高血圧や冷え性、血栓の予防、動脈硬化による心臓病リスクを回避、便秘解消など、沢山の効能があると言われて注目されています。

問題なのはチョコレートに含まれるカカオ以外の原料にあります。普段、食べているチョコレートの原料を見て下さい。

原料は内容量が多い順に記載されています。「植物油脂」「砂糖」が最初に記載されていませんか?これだけでチョコレートの70%を占めている製品もあるくらいで、これは油と砂糖の塊を食べているのと同じことです。特に安価なチョコレートには要注意です。

なぜ、そのような作り方をするのかと言うと原料のカカオは価格が高いため、カカオの量を減らす代わりに、安いサラダ油で別名「植物油脂」をたくさん入れます。

どうしても食べたい方は植物性油脂が入っておらず、カカオ含有量の多いもの(70%以上)を選び、少しだけ食べるようにしましょう。

砂糖

砂糖はほとんどの加工品に使われていると言ってもいいくらい砂糖は私たちの周りに溢れています。なぜ、砂糖がニキビのできる原因になるのか言うと。

  • インスリンが大量に分泌されてしまう

  • 血行不良

  • コラーゲンの糖化

もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にして下さいね。

【砂糖がニキビの原因になる3つのわけ】

実は砂糖は摂らないに越したことはないのです。砂糖を摂らないことで身体に及ぼす影響はないそうです。ちなみに、脳に必要なブドウ糖は、米や芋などの炭水化物から体内でつくりだすことができます。砂糖を直接、摂取する必要性はないのです。

また、砂糖はタバコ以上に依存性が強いともいわれ、なかなか断つのは難しいと思います。私が先ず始めたのは料理に砂糖を使わないことです。私の母は、祖母の代から料理に砂糖を使う習慣があり、煮物はとくに甘いです。私もその味に慣れていたので砂糖を使うのが当たり前でした。

でも、今まで砂糖を使っていた方が使わないで料理すると物足りないと思います。そこで、美味しいみりんを使って料理してみて下さい。

塩は昔ながらの製法で作られた天日干しの海塩。

体に良い塩の選び方はこちら [blogcard url=”https://yuno222.com/naimenbiyou/mukumi-shionoerabikata/”]

みりんも昔ながらの製法で作られた調味料売り場ではなくお酒と並んでおいてある本物のみりんを選んでください。みりんは本来、もち米・米麹・焼酎を1年くらい熟成発酵させたお酒です。

安価なみりんは添加物も含まれているので酒税がかからず、調味料売り場に置いてあります。私のお気に入りは「三河みりん」です。

Amazoで1,101円(700ml)で買えます。油と同様、高いと思いますか?みりんも本来、高価なものなのです。昔は特別な飲み物として飲まれていたそうです。

初めて本物のみりんで料理したときに感動しました。こんなにも味が違うの!?って。それ以来、料理に砂糖を使わなくなり一切買わなくなりました。是非一度、試してみて下さい。

糖質中心の食事

糖質は適量なら体内で分解されてエネルギーになりますが、過剰に摂取すると脂肪として蓄積されてしまいます。これが、皮脂の過剰分泌の原因となってしまうので要注意。

糖質というのは甘い物だけに限らず、ご飯類、麺類、パン、野菜、調味料など様々な食品に含まれています。特に、炭水化物が好きで沢山食べてしまう方は「糖質>タンパク質・脂質」となっている場合が多いので意識してみて下さい。

小麦製品

パンやパスタ、ピザ、ラーメン、うどん、パンケーキなど小麦製品は私たちの身近な食品です。毎日食べている方も多いと思うのですが、小麦は他の食品よりも血糖値とそれに反応するインスリン量を高く上げます。それがニキビを作る原因と言われています。

実際に小麦を毎日の食事から減らしてニキビが改善された方も沢山いるので、「小麦 ニキビ」とかで検索してみて下さいね。

そんなこと言ってたら食べるものない!!って思う方もいるかもしれませんが、大丈夫です。お米があります。パスタ茹でたり、焼きそば作るより簡単!美味しい塩と梅干のおにぎりを作ればいいのです。体にも優しい超時短レシピ!笑

我が家の場合、湿疹の酷い息子と花粉症の酷い主人の体質改善でたどり着いたことの一つに小麦を減らすことでした。

パスタ、うどん、焼きそばの麺類は月に一回作る程度、パンに関しては有機小麦と天然酵母で手作りをしていましたが今ではほとんど食べなくなりました。その結果、息子の湿疹も改善され主人の花粉症もここ数年、治まっています。もちろん小麦だけが問題ではないのですが。

外食やコンビニの食事

ここまで読んでみてお気付きですか?外食やコンビニの食事は質の悪い油を使い、乳製品、小麦製品、糖質中心のメニューになりがちなんです。そして、添加物もたっぷり。もちろん、オーガニックのレストランもありますが、日本はまだまだオーガニック後進国なので身近にはありませんね。

添加物は体にとっては化学的なものになるので、腸内環境も乱れる原因にもなります。腸に負担がかかるということは肌にも影響が出ます。

手作りが一番

調味料や食材を値段で選ぶのではなく、安心安全なものを選び、手作りするのが一番です。

仕事が忙しく時間がない方にとっては大変かもしれません。かつての私もそうでした。小さいころから料理は好きだったけど、とにかく時間がなくて外食やコンビニで食事を済ませることが中心になっていたときは、肌荒れだけじゃなく体調も悪かったです。

でも先ずは、調味料の選び方を変えて朝食を和食に変えることから始めてみませんか?

和食に欠かせない発酵食品についてはこちら [blogcard url=”https://yuno222.com/naimenbiyou/hakkousyokuhin/”]

まとめ

何かを取り入れるより、やめることの方が大変だと思います。しかも、好きなものをやめるのってストレスです。

私の場合は我慢せずに今に至っています。どうして我慢ぜずに出来たのかと言うと、自分で納得したからです。沢山調べて試して、やっぱり書いてあることは本当だ!!って。

先ずは調味料を変えることから始めて、美味しさに感動して、家族も美味しい美味しいって食べてくれて。それから、どんどん料理がシンプルになり楽になって、買う物も減って。その結果、今まで普通に食べていた便利なものがあまり美味しく感じなくなり、それなら簡単で美味しくて更に体に優しい物ののほうが良い!!って、ただそれだけなんです。

別に高級志向でも気取ってるわけでもなく。何も知らなかった頃の私はオーガニックとか自然派志向の人って、気取ってるとかって勝手に思ってました。

今回私がお伝えしたことで本当に!?って思った方、是非試してみて下さい。そして、沢山調べてみて下さい。食事を変えてニキビが改善した方沢山います。

当サロンのお客様達にも内面美容の大切さをお伝えして、簡単に出来ることからアドバイスしていますが、実践された方は確実に違いを実感されています。

やってみなきゃ分からない。でも、手あたり次第は時間もお金もかかります。だから、最短の方法をお伝えするために私がいるのです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次