目元のたるみは老けて見られる原因にもなりますよね。そして、上まぶたのたるみは目を小さくしてしまいます。昔より目が小さくなった、目を開きにくくなった方は確実に上まぶたが下がってきてしまっている状態です。
何もしないままでは確実にたるみは酷くなっていくばかりです。そこで、改善&予防方法の1つとしてお勧めなのが、ツボ押しです。
今回は、いつでもどこでも簡単に出来るツボ押しの方法をお伝えします。
目元のたるみにツボ押しが効果的
目元のたるみにを改善する方法にマッサージがありますが、私はあまりお勧めしてません。何故なら、目の周りは他の皮膚と比べてとってもデリケートです。慣れてない方がマッサージしてしまうと、逆にたるみだけでなくシワを悪化させる原因にもなりますので、目元のマッサージはプロに任せて下さいね。
ご自身での毎日のケアとしてお勧めなのがツボ押しです。ツボは全身に360あると言われ、顔だけでも60以上のツボが集まっています。
ツボを押すことで血流が良くなり、たるみだけでなく、クマや眼精疲労にも効果的です。
超簡単!たった3分のケア方法
老化が原因だけでなく、パソコンやスマートフォンを良く使う方は目元のたるみやクマが出来やすくなります。
パソコンやスマートフォンの長時間の使用は眼精疲労を引き起こし、目の周りの血行が悪くなりお肌に必要な酸素や栄養が行き渡らなくなります。また、目の周りの眼輪筋も硬くなり目元のたるみに繋がってしまうのです。
是非、手軽にできるツボ押しを毎日のケアとして行って下さい。特にお勧めはお風呂で行う方法。
湯船に浸かっている時間って一番の美容時間だと私は思っています。ただ、ぼんやりリラックスして浸かるのも大切ですが、それは20代まで!笑
シャワーだけで済ませてるから私は出来ないや!って思った方は、健康や美肌のためにも一年中、湯船に15分は浸かってくださいね。
①眉の筋肉をほぐす
眉の筋肉って意識したことありますか?私も最近知ったのですが、歳を重ねるごとに眉の筋肉って硬くなっていくのです。実際に50代女性の眉の筋肉と比べてみたのですが、硬い!!
硬いから何なの?って思うかもしれませんが、眉の筋肉が硬くなることが、上まぶたのたるみに繋がり、目を小さくしてしまうのです。更にその状態が悪化すると、見た目にも分かるほど眉の上がモリっと膨らんでしまいます。眉の筋肉(眉丘筋)が硬くなってしまって起こることです。

親指と人差し指で眉部分を摘まみ、離したら少し外側へずらし摘まむ。離してずらして摘まむ。この繰り返しで眉頭から眉尻まで、眉の筋肉をほぐすように行います。
これを三回くらい。この時、絶対に強く摘ままないでくださいね。目の周りはとってもデリケート。ただでさえ、シワやたるみが出来やすいパーツですので、優しく優しく行って下さい。
②目の周りのツボを刺激
マッサージするより、このツボを優しく刺激してあげるだけでも、血行がよくなり「たるみ」だけでなく疲れ目にも効果的でスッキリしますよ。
目の周りはこのように沢山のツボがありますので、今回は覚えやすいツボをお伝えしますね。

ツボの押し方のポイントは絶対に強く押さないこと!!ご自身で気持ち良いな~と思える程度の強さです。
各ツボを中指で優しく1・2・3とプッシュして、そのまま離さず1・2・3と離します。それを各3セット行います。
1.こめかみの神巣(かすみ)のツボ
2.眉頭の内側で目の上の骨縁の少し窪んだころにある攅竹(さんちく)のツボ。疲れ目にも効果的です。
3.眉毛の真ん中あたりの窪みにある魚腰(ぎょよう)のツボ。
4.眉毛の端に位置する絲竹空(しちくくう)のツボ。眉毛が無くなるあたりに指で探ると小さな窪みがあります。
5.丁度目頭の辺りにある晴明(せいめい)のツボ。こちらのツボも場所が分かりやすく、目が疲れた時など知らず知らずのうちに抑えていた方もきっと多いはず。
6.目尻の窪みにある瞳子髎(どうしりょう)のツボ。
7.瞳の真下にある四白(しはく)のツボ。この時、人差し指、中指、薬指の三本指をくっつけて、中指が四白のツボに当たるように置いてみて下さい。
あっかんべー!となるくらい強く押さないで下さいね。
沢山あって覚えるは大変かもしれませんが、慣れてしまえばとっても簡単です。
まとめ
目元に限らず、私がいつもお客様にお伝えしているのが「毎日のケア」が一番大切。肌に限らず、髪や体にしても、特別なケアを一度行って、それで一か月後、二か月後まで効果が持続することを経験したことありますか?
3歳の娘を見てつくづく実感しているのですが、肌は何もしなくてもツルツル。少しくらいカサカサしても悪化せず、しっかり元通り。髪の毛だって特別なものを使用しなくても、サラサラで天使の輪がくきり見えるくらい綺麗な髪の毛。毎日羨ましく思います!笑
でも、それは若いからですよね。特別なケアをしなくても維持出来たり、少しくらい傾いても修正できるのは若いから。みなさんも同じだったはず。
年齢を重ねれば、重ねるほど若いころのようにはいかない!それは当たり前のことです。じゃぁ、歳だから仕方ないって諦めないでくださいね。
そこで大切なのが毎日のケアです!!是非、毎日のケアに目元のツボ押しを取り入れて、若々しい目元をキープしてくださいね。