私は慢性的な頭痛に悩んでいたのですが、先ずは水分の取り方を改善した結果、色々な不調が改善していきました。
頭痛と水分は深い繋がりがあります。
その頭痛の原因は水分不足かも!?
頭痛と水分不足は結びつかないかもしれません。でも、体内の水分が不足していると血液がドロドロになり、血行不良を起こしてしまいます。
どうして水分が不足するだけで血液がドロドロになるかは後ほど詳しく説明しますね!
【先ずは頭痛が起きるメカニズ】
血行不良(血液ドロドロ状態)が起きると血液の流れを良くしようと血管が拡張
↓
血管周囲の神経が刺激を受ける
↓
「痛みの原因となる物質」を放出
↓
血管の周りに炎症を起こす
↓
痛みの原因となる物質が痛覚を司る大脳まで伝わる
↓
痛みとして認識されて頭痛が起きます
ですので、血行不良を改善すれば頭痛から解放されるかもしれません!
血液ドロドロの原因の一つは水分不足
人間の体は成人男性で約60%、成人女性で約55%が、水分で占められているとのこと。
(画像出展:熱中症環境保健マニュアル2014のP36)
人の体って半分以上は水分だって、知ってました?
むか~し、むかしに生物の授業で習ったような。じゃぁ、絞ったら濡れた雑巾みたいに水が滴り落ちるのかな!?なんてバカなことを想像しちゃいました。
話は戻ります。そして更に体の部位別水分量でみると、血液は約80%が水分と言われています。
これは何となく想像できますか?
この血液中の水分量が重要なのです!!
血液の成分は液体と細胞成分(個体)です。
●血漿→血液の大部分を構成する液体
●血球、血小板など→細胞成分(個体)
血漿(液体)が少なくなると細胞成分(固体)の割合が増えてドロドロしてしまいます。さらに血球同志はくっつき易いので、粒が大きくなることで血液の流れが遮られてしまいます。
これがドロドロになるメカニズムです。
【味噌汁に例えて解説すると】
血液の循環をスムーズにする血漿が汁の部分。
血球や血小板といったものが「具」の部分になります。
汁だけ飲んで少なくなれば、具だけが残ってお椀の底に溜まりますよね。
水分が不足して血漿が減ってしまうことは、具はそのままで汁だけが減っている状態ということですので流れが悪くドロドロと詰まりやすい状態になってしまうということ。
もちろん血液がドロドロになるのは水分不足だけが原因ではないです。
食生活、運動不足、睡眠不足、ストレス、、、色々あります。
そもそも、口から入ってきた水分は体内でどのように吸収されるかご存知ですか?
食道、胃を通過した後、腸で吸収され血液に届きます。
【水の運び屋さんである血液の役割】
①体に必要な酸素や栄養素を体内各所の細胞に届ける
②老廃物や二酸化炭素を回収し肝臓や腎臓に運ぶ
③体温調節
こんな重要な役割をする血液がドロドロ状態になってしまうと、どうなるのか!?
頭痛だけではなく生活習慣病として悪名高い、動脈硬化や高血圧など、様々な病気を引き起こしてしまうそうです。
では1日に必要な水分量はどのくらい?
ごくごく普通の生活をしているだけでも成人平均2~2.5ℓの水分が体から出て行きます。これが暑い日に汗をたくさんかくような状態ならこれ以上ってことになります。
出て行った分を取り入れないと確実に水分不足になってしまいます。少なくとも1日に必要な水分量は2~2.5ℓ。
そんなに飲めないよ!!って思うかもしれませんが大丈夫です!!
●食べ物に含まれる水分が約1ℓ
●代謝水が約0.3ℓ(体内に摂取された食べ物の栄養素が代謝されるときに生じる水のこと)
つまり、食事から自然に1.3ℓくらいは摂取していることになりますので、実際に飲料から摂取する水分量は約1~1.5ℓ。
当たり前ですが一度にそんなに飲めませんね。でも、コップ1杯(200~250ml)を何かのアクションを起こした時に摂取すると、意外と飲めちゃうものです。
- 起床時
- 食事中
- 通勤時
- 入浴前、後
- 就寝前
などなど。こまめに分けて飲んでいく事が大事です。
水分補給に適した飲み物
水分なら何でも良いのではなく、水分補給に適したものがあります。
水(それに準ずるもの)
ちなみに冷えたものや氷が入っているものはなるべく避けた方が良いです。なぜなら、胃腸を冷やすことは体を冷やすことに繋がり血行不良改善には逆効果ですので、胃腸への負担が少ない常温がお勧めです。
最近ではコンビニや自販機などでも「常温」を見かけるようになりました。
私のおすすめの飲み物はサロンでもお出ししている宮古島のビデンスティー。
ビデンス・ピローサという薬草から出来ているハーブティーです。ノンカフェインでクセもないので、お子様も安心してお飲みいただけます。
さらに、抗酸化力が強く、抗炎症作用、抗アレルギー作用もあり、花粉症やアトピーなど様々な症状に有効的と言われるビデンス・ピローサ。数多くの研究結果と特許も取得している程の素晴らしい薬草です。
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コーヒーや緑茶など(カフェインを含むもの)
利尿作用といって、体内の水分も必要以上に放出量も増えてしまうので、あくまで嗜好品です。
ジュースや炭酸飲料(清涼飲料水といわれるもの)
糖分が非情に沢山入っているので逆に血糖値を高めてしまう結果になります。これでは水分補給のつもりでもドロドロ血液を増徴してしまい逆効果。
こちらもあくまで嗜好品。
全てを変えるのは大変!!
血行不良の原因である水分不足、食生活、運動不足、睡眠不足、ストレスなど全てを全部を改善すことは難しいと思いますし、逆にストレスになってしまうと思います。
でも水分の摂り方を変えることは手軽に始められると思います。
以前の私は毎日のように頭痛がして頭痛薬が手放せない生活をしていました。酷い時は吐き気を催すほどの痛みで何もできない。頭痛薬を飲んでもその場しのぎで、何の改善にもなっていないなぁと感じていたときに水分の取り方の大切さを教わりました。
何かしら体の不調がある方は、水分の取り方を見直してみてはいかがでしょうか?そして、美しくあるためには健康であることが必要です。
当サロンでは内面美容のアドバイスもお客様の症状に合わせて行っております。少しずつ体調の悩みも一緒に解決していきませんか?
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